2018年もいよいよあとわずか。長門湯本では、様々なまちづくりの動きがありました。この一年を振り返り、観光まちづくりの10大ニュースをまとめてみましたので、どうぞご覧ください。
その1: 新しい恩湯事業者が「長門湯守」に決定(2月)
長門湯本温泉の新恩湯建て替えに関する施設設備、運営事業について、応募事業者による事業提案の公開ヒアリングが行われ、審査の結果、地域の若手が結成した「長門湯守」が、その責を担うこととなりました。その後長門湯守は、長門市との基本協定締結、二度にわたる住民説明会の実施、仮ホームページの開設、恩湯再建のための寄付の呼びかけなど、2019年11月のオープンを目指して、精力的に再建計画を進めています。
その2:「星野リゾート 界 長門」着工(9月)
国内外に37施設を運営する星野リゾート(所在地:長野県軽井沢町、代表:星野佳路)が、温泉旅館「星野リゾート 界 長門」を9月6日に着工しました。温泉街の中心を流れる音信川に掛かる曙橋のたもとに位置する当施設では、魅力的な温泉街の一部となることを重視し、2020年3月の開業を予定しています。
※星野リゾート公式ページより引用
その10: 長門湯本オソト活用協議会が設立(7月)
3月からの毎月の議論と準備を経て、7月に長門湯本オソト活用協議会が設立されました。地域の事業者や自治会の代表からなるこの団体は、水辺や道路の公共空間を最大限に活かし、地域再生に寄与することを目的とし、川床やベンチなどの設置と活用を計画しています。長門湯本の重要な観光資源である音信川とその周辺が、どのように魅力的に活かされるのか、今から期待が高まります。
以上、足早にお伝えした長門湯本観光まちづくりの10大ニュース。大掛かりな公共工事だけでなく、ソフトコンテンツを重視して、住民の皆さんと一緒に進める丁寧なプロセスの大切さを感じさせる一年でした。
新しい2019年には、いよいよ恩湯施設の着工も控え、より一層具現化していく長門湯本温泉のまちづくり。長門湯本みらいプロジェクトでは、引き続き丁寧にレポートしていく予定ですので、どうぞよろしくお願いいたします!
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