9月16日(月)、長門湯本温泉にて、第8回 景観&交通 住民ワークショップが開催されました。これは、住民の皆さんに、まちづくりの状況や今後の計画をお伝えするとともに、意見交換を通じて、観光まちづくりをより魅力あるものにするための試みです。
繰り返し、たくさんの地域の方々が参加され、時間をかけて議論を積み重ねてきた住民ワークショップも今回で8回目。様々な計画が進む中、今回も、湯本まちづくり協議会の荒川会長や湯本地区自治会の岡田会長をはじめ、約20名を超える方々が参加され、地域の皆さんの関心の高さがうかがえました。
1. 道路社会実験の結果について
まず、長門湯本オソト活用協議会の伊藤さんより、挨拶がありました。忙しい中参加された地域住民の皆さんへの感謝を述べられ、「地域の皆さんのご協力のおかげで、まちづくりは順調に進んでいる。今年の8月に行った社会実験も、皆さんのご協力の元、しっかりと検証することが出来た。今後のまちづくりに生かすため、社会実験において感じられたことなど、ご意見を伺いたい。」と挨拶をされました。
引き続き、伊藤さんより、長門湯本温泉街にて2019年8月8日から31日まで行われた社会実験の報告として、狭窄部の明示効果や夜間の視認性、プランターやベンチのデザイン性や使用状況、法定外看板の認知状況やデザイン性、また、路上駐車禁止の認知状況や方策についてなど、スライドを交えて説明がありました。
2. 意見交換
説明の後には、住民の皆さんとの質疑応答も行われ、実際にベンチに座ってみた感想や、車から見た看板、反射板の位置、緊急時の対応についてなど、具体的に利用する人たちの視点から、様々な意見が寄せられました。
住民の皆さんの質問や意見に対し、確定していることや、協議中の事柄も含め、ひとつひとつ真摯に対応する伊藤さん。地域の方々は、時折メモをとりながら、伊藤さんの説明に、熱心に耳を傾けていました。
3. 道路社会実験の結果と今後の方針
ワークショップのご意見と今後の方向性
2019年10月1日発行「ゆもと通信」より抜粋
これまでのワークショップの振り返り
2019年10月1日発行「ゆもと通信」より抜粋
今回で最後となった、長門湯本温泉の道路社会実験。
2017年から8回に渡って開催されてきたワークショップや、3度の交通社会実験を経て、「歩ける温泉街」に向けて、様々な事柄が実現しようとしている長門湯本温泉街。地域の皆さんの生活に密着した事柄だからこそ、まだまだ丁寧な議論が続きつつ、まちの未来に向けて、大きな一歩が踏み出されようとしています。
参加された皆さま、本当にお疲れ様でした!
〜過去のワークショップの模様はコチラから〜
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