今年の秋より、長門湯本温泉の玉仙閣にて進んでいた一部客室のリニューアルが完成し、terrace111、terrace112として新しく登場しました。
長門湯本で進むまちづくりの新しい風を感じさせる素敵な客室を、たっぷりの写真とともにご紹介します。
terrace111
ホテルのロビーを抜け、間接照明で照らされた廊下を進むと、可愛らしい木製のドアにルームナンバーの「terrace111」の文字。ドアを開けると、客室からつながるように伸びるテラスと木々が見える気持ちのよいシンプルな空間が現れました。
フローリングは、地元木材の椎木を使い、居心地のよさを追求したお部屋。素足で歩きたくなるような、やさしい歩き心地です。
設計を手掛けたのは、仏生山温泉の設計等で知られる岡昇平さん。現在建て替え中の立ち寄り湯「恩湯(おんとう)」のデザインも手掛けられています。
岡昇平さんによると、客室のコンセプトは「木と過ごす。フローリングやテラス、品質に定評のあるマルニ木工の家具などを置き、ワンランク上の空間を目指しました。」との事。
部屋の奥には印象的な専用テラス。客室名にも使われているように、この部屋に泊まる人だけが使える贅沢なプライベート空間です。
大きな窓を開けて外に出ると、川沿いのホテルならではの清々しい空気が心地よく、昔からそこにある木々が季節の変化を教えてくれます。
terrace112
さらに大きめのテラスと窓が印象的なterrace112。こちらも落ち着いたグレーの壁面とフローリングや家具など随所に木材が使用され、居心地の良さを感じます。
柔らかな日差しを浴びながら、のんびりとおしゃべりを楽しむ贅沢な時間。備え付けのコーヒーは、俵山の自家焙煎コーヒー店THE COFFEE &ROSTER YAMAによるオリジナルのgyokusenkakuブレンドです。
breakfast
terrace111と112の宿泊プランは朝食と夕食付き。最後に、女性にも大好評の素敵な朝食をご紹介します。
可愛らしいバスケットに入った朝食は、お部屋で頂くことが可能との事。(和食をご希望の場合は、朝食会場にて対応)気持ちの良い天気の朝は、人目を気にせずプライベートテラスにテーブルを出して、優雅に楽しむことが出来そうです。
今回の客室リノベーションを決断された伊藤就一専務によると、来春の長門湯本温泉の大がかりなリニューアルに合わせて、玉仙閣ではロビーの改修も計画しているとのこと。
「ロビー・リノベーションの視点は、居心地のよさに合理的機能を備えたイメージです。フロントは、通常のフロント業務のほか、カフェ機能を兼ね備え、そこから広がる開放的なロビーで飲食、買い物ができるようにし、お客さまに滞在を愉しんでいただけるようにする予定です。」との言葉に、ますます来春が楽しみになってきました。
ご興味のある方は、terrace111、terrace112で、長門湯本の居心地の良さをたっぷりと味わってみてはいかがでしょう。
terrace111
33平米+専用テラス10平米 (ステップフロア11平米)
terrace1112
33平米+専用テラス13平米
両部屋ともに1名につき1泊2食付き20,000円(税別)※小学生以下は宿泊不可