9月8日(日曜日) 長門市中心部と俵山地区を結ぶ無料高速「長門・俵山道路」、長門湯本温泉ICから俵山北IC間の5.5kmが開通しました。
国土交通省が山陰道の一部区間として、長門市で整備した「長門・俵山道路」。これは、長門湯本温泉側から続く県道下関長門線や、油谷方面からのアクセス道である国道491号線の代替路として、災害時の俵山地区の孤立の回避、救急医療活動の支援など、地域の安全・安心の確保を目的に、平成20年度にはじまり、平成26年度から工事が進められてきたものです。
ついに完成した「長門・俵山道路」。長門市中心部と俵山地区を結ぶ県道は山間部を通っていて、高低差が160メートル以上あり、急カーブも連続しているため、新たな道路の開通で、事故の防止や観光、物流への効果も期待されているようです。早速、俵山地区から長門市中心部に向けて、実際に車で走ってみました!
県道316号線で俵山温泉を通過すると見えてくる俵山北インターチェンジ。直進すると、すぐに現れるのは真新しいトンネル(小原トンネル・全長1243m)。長門湯本温泉への距離はわずか5kmに短縮されています。
明るく照らされたトンネルを抜けると、運転もしやすいまっすぐな道が続きます。
大寧寺第2トンネル(全長194m)、大寧寺第1トンネル(全長1873m)を通過すると、
あっという間に長門湯本温泉インターチェンジの交差点に到着しました。
この交差点を右折すれば、長門湯本温泉までは車でわずか約1-2分の距離。左折すると長門市街や人気の道の駅センザキッチンへ続きます。
この「長門・俵山道路 長門湯本IC~俵山北IC」が開通したことで、長門湯本温泉へのアクセスが便利になるだけでなく、俵山温泉をはじめとする様々な観光スポットとの連携も一層盛り上がりを見せそうです!