7月5日(金)、地元の向陽小学校2年生の児童13名が、自分たちが住むまちの様子を学ぶために、長門湯本温泉街にある 玉仙閣、とらや商店、カフェ&ポタリ-音、湯本温泉旅館協同組合の4カ所に探検にいきました。これは、生活科の学習の一環として行われたものです。
午前10時半、長門湯本にスクールバスが到着し、ワクワク感あふれる児童達の声が響きます。今回の学習では、先生に加え保護者の方々も引率に協力し、三つのグループが異なる場所を見学することに。少人数で学ぶことで、一人一人の質問や学びの時間をより多くとれるようにとの、きめ細やかな配慮です。
こちらは長門湯本温泉を代表する温泉旅館の一つ「玉仙閣」さんを訪れたグループ。元気に挨拶を済ませた後は、早速、旅館の仕事を体験です。玉仙閣の若女将さんの指導のもと、客室の床の間にお花を飾る大役を任されました。
少しだけ緊張しながら、児童たちは慎重にお花を飾る児童たち。旅館のスタッフさんに見守られながら、きちんと花瓶を飾ったあとは、思わず笑顔がこぼれました。その後は、人気の大浴場「楊貴妃の湯」を体験したり、若女将さんに旅館について色々な質問をしたり、充実の体験が続きました。
こちらは、温泉街の食料品・雑貨店「とらや商店」さんを訪問したグループ。商店の歴史を訪ねたり、商品の種類や値段を調べたり、小さな眼差しは好奇心でいっぱいです。
美味しそうな果物やお菓子が並ぶ店内で、少しだけそわそわしながらも、しっかりと地元の商店について学ぶ児童たち。忙しいとらや商店のみなさんも思わず笑顔がこぼれます。
三つ目のグループが訪れたのは、湯本温泉旅館協同組合。事務局長さんを囲んで、長門湯本温泉の歴史や旅館協同組合の仕事について学びました。
事務局長さんからは、長門湯本みらいプロジェクトが制作した「長門湯本温泉観光まちづくりマップ」が配られ、新しい街の見どころなども紹介されました。
泊まるところ、買うところ、見るところ、それぞれ違う角度から、まちの一面をじっくりと見学した三つのグループの児童たち。約一時間の探検で地域の人々が働く現場に触れ、たっぷりと学びがあったようでした。
このような機会を通じて、児童たちが温泉街を身近に感じ、一層興味を持ってくれることを期待しています。向陽小学校二年生の皆さん、またお会いしましょう!
長門湯本みらいプロジェクトでは、現在「まちづくりの情報発信」に関わる仲間を広く募集しています。リバーフェスタや社会実験などの情報発信から長門湯本の日々の魅力を伝えるレポートまで、「文章を書くのが好きな人」、「写真を撮るのが好きな人」、「デザインづくりが好きな人」など、我こそはと思う方は、是非お気軽にお問合せください。