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長門湯本report:長門湯本温泉「第7回景観&交通 住民ワークショップ」が開催されました!

2019年7月15日(日)、長門湯本温泉にて、地域の方々が参加した「第7回 景観&交通 住民ワークショップ」が開催されました。これは、住民の皆さんに、まちづくりの状況や今後の計画をお伝えするとともに、意見交換を通じて、観光まちづくりをより魅力あるものにするための試みです。

繰り返し、たくさんの地域の方々が参加され、時間をかけて議論を積み重ねてきた住民ワークショップも今回で7回目。様々な計画が進む中、今回も約30名を超える方々が参加され、関心の高さがうかがえました。

1:開会あいさつ

冒頭は、長門湯本まちづくり協議会の荒川会長の挨拶。「地域の皆さんのご協力のおかげで、まちづくりは順調に進んでいる。今年も8月に社会実験があるが、皆さんの協力でしっかり検証し、今後のまちづくりに生かしていきたい。」と挨拶を述べられました。

2:温泉街の整備の進捗状況について

続いて、長門市経済観光部 成長戦略推進課の末永さんより、ハード整備の状況や今後のスケジュールについて、説明がありました。現在進行中の駐車場や竹林の階段の造成を始め、9月から始まる道路の舗装や照明についても詳しくお知らせしていました。

デザイン会議メンバーでランドスケープデザインを担当する金光さん(カネミツヒロシ設計室)からは、通りや施設等の名称について、報告がありました。メインの通りを「おとずれ通り(左岸側)」、「恩湯通り(右岸側)」としたり、飛び石を「渡し」と表現したりと、長門湯本の地名や歴史を考慮した風情のある名称付けがとても印象的です。

3:道路社会実験について

次に長門湯本オソト活用協議会の伊藤さんが、8月8日から開始される2019年度の道路 社会実験について説明を行いました。2017年、2018年と繰り返した社会実験も、いよいよ最後の締めくくり。これまでの社会実験での検証結果を振り返りながら、社会実験の日程、概要、目的、ルールなど、検証項目について説明を行いました。

4:車止め(ボラード)の設置と運用について

続いて、一部の区域に設置予定の車止め(ボラード)について、デザイン会議メンバーで交通計画を担当する片岸さん(日本海コンサルタント)からの説明がありました。設置場所周辺で影響が懸念される地域の方々には、あらかじめ事前に戸別訪問をされ、この日も参加された皆さんに丁寧に説明されていました。

質疑応答では、ボラード設置で道が狭くなる事への心配や、緊急時に移動できる形での設置を希望など、活発な議論がなされ、参加した方々が「じぶんごと」として、まちの課題に取り組んでいる姿がみられました。

5:良好な景観づくりの取り組みについて

次に、デザイン会議メンバーで照明デザインを担当する長町さん(LEM空間工房)とデザイン会議司令塔の泉さん(ハートビートプラン)から、現在、長門湯本で進行中の複数の民間リノベーションについて報告がありました。お二人自身も、空き物件を活用した新たなリノベーションを計画されており、その進捗が写真にて説明されました。

最後に、デザイン会議メンバーの益尾さん(アルセッド建築研究所)から、良好な景観作りのために、景観ガイドラインでは規制できない事案を景観協定の仕組みで防止する提案がなされました。

今回も、多岐にわたる項目があり、およそ2時間に及んだワークショップ。参加された方々は皆、真剣なまなざしでまちの未来を見据えているのが感じられました。来月には2019年度 道路社会実験が開始され、いよいよ観光まちづくり計画も大きな節目を迎えます。

〜過去のワークショップの模様はコチラから〜

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