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長門湯本report:長門湯本温泉「第6回景観&交通 住民ワークショップ」が開催されました!

11月18日(日)の午後、長門湯本温泉にて、地域の皆さんが参加した「第6回景観&交通 住民ワークショップ」が開催されました。これは、住民の皆さんにまちづくりの状況や計画をお伝えするとともに、意見交換を通じて、魅力ある観光まちづくりに活かすための試みです。

いよいよ今年最後となるこのワークショップも、今回で第6回目。繰り返し、たくさんの地域の方々が参加され、時間をかけて議論を積み重ねてきました。

1:開会あいさつ

まずは、長門湯本まちづくり協議会の荒川会長の挨拶。休日の貴重な時間を割いて参加してくれた方々への感謝を述べます。

三ノ瀬、門前、湯本の三地区の自治会長さんを始め、まちの変化に関心のある地域の方々が真剣な眼差しで聞き入っています。

2:社会実験の結果報告

次に湯本まちづくり協議会みらい検討部会の伊藤就一さんが、9月に開催された社会実験の結果を詳細に報告しました。公衆浴場「恩湯」の再建を担う長門湯守株式会社の共同代表でもある伊藤さんは、社会実験の実施でも中心的な役割を果たしています。

報告では、「交通」、「空間活用(道路)」、「空間活用(河川)」、「夜間景観」、「旅館連携」、「事業者関連」など、様々な項目での社会実験の実施結果と幅広いアンケートなどが共有されました。

3:長門湯本温泉エリア交通計画(案)について

続いて、長門湯本温泉エリア交通計画(案)について、デザイン会議メンバーで交通計画を担当する片岸委員(日本海コンサルタント)さんからの報告がありました。片岸さんからは「歩行者の安全性や通行のしやすさ」、「狭窄部の速度低減効果」、「狭窄部前後での離合」、「狭窄部における緊急車両の通行」について、社会実験の期間中に収集された様々なデータやアンケート結果を交えて報告が行われました。

交通計画は、その土地に住む人たちにとって暮らしに直結するとても重要な事柄。報告を踏まえた意見交換では、様々な観点から活発な議論が行われました。

4:公共空間の整備について

次に、公共空間の整備についての詳しい説明がありました。まずは、長門市経済観光部の田村理事より、全体の整備スケジュールの説明。今後の2年間で非常に多くの工事が行われることが分かります。

デザイン会議メンバーでランドスケープデザインを担当する金光委員(カネミツヒロシ設計室)からは、公共空間整備の住民参加に関する提案や、左岸道路の既存ヤナギの取り扱いに関しての問いかけなどがありました。

意見交換の時間では、今後新しくできる公共空間の整備を誰が担っていくのか、維持管理に参加する人たちを増やす取り組みについても活発に議論がなされました。

5:良好な景観づくりの取り組みについて

続いて、長門市都市建設課の福田さんから「景観計画、条例等の今後の運用について」の説明がありました。平成29年3月の長門湯本地区景観計画の策定から、平成30年3月の「長門湯本温泉景観ガイドライン」の策定を経て、当区域の景観形成「重点地区」の指定に向けて、各自治会と相談しつつ進める旨が報告されました。

デザイン会議メンバーの益尾委員(アルセッド建築研究所)からは「オトズレリノベ事業化支援」の進捗状況が報告されました。専門家による既存の建物の修景イメージの提案や、実際にリノベーション計画が進んでいる状況など、公共事業だけでなく、個々の事業者さんでも対応可能な具体的なアイデアが示されました。

今回も、多岐にわたる内容で、長時間にわたり開催された景観&交通住民ワークショップ。まちの変化を自分ごととして、「みらい」にむけて真剣に議論をする皆さんの姿がとても印象的でした。みなさん、本当にお疲れ様でした!

〜過去のワークショップの模様はコチラから〜

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