秋晴れの涼しい風が心地よい長門湯本温泉。11月4日(月)
、cafe&pottery 音にて開催された、陶芸家 金子司さんによる「キノコヲツクル ワークショップ」にお邪魔してきました!
萩市三見に工房をかまえ、ミラノ万博への出品や、銀座三越、シンフォニア岩国での個展など、国内外で幅広く作品を発表する陶芸家 金子司さん。現在「cafe&pottery音」にて開催中の「Curtidores De Hongos 〜キノコヲツクルヒト〜」と共に、親子でも楽しめる「キノコヲツクル ワークショップ」が開催されました。
今回の「キノコヲツクル ワークショップ」は、開催決定から早々にたくさんのお申し込みがあったとのこと。参加者の中には、ワークショップを楽しみに、わざわざ市外からかけつけた方もおられ、家族連れやお友達、ご近所の方など、2回制で約50人を越える大盛況でした。
まずは、陶芸家の金子司さんより挨拶と、ワークショップの説明がありました。お手本として、目の前で形作られる作品に、皆さん「すごい」と目を輝かせます。それぞれに配られた粘土をこねて、さあ、いよいよ制作の始まりです。
準備されたテーブルには、きのこをはじめ、たけのこ、海老や栗など、色々な種類や、様々なサイズの木型が置かれ、参加者の皆さんは、「どれにしよう!」と目移りされていました。
小さな空間にぎゅっと集まった賑やかなワークショップ。子供はもちろん、大人も真剣に、思い思いの形を作り上げていきます。時折、金子さんに相談しながら、工夫を重ねて、少しずつ完成に近づいてきました。
いくつかのチームに分かれたテーブルのひとつひとつを見て回る金子さん。「こんな形にしたいんです」という参加者の思う形になるように、アドバイスをしたり、直接手直しをするなど、気さくに参加者の方々とコミュニケーションをとりながら、それぞれの作品を一緒に作っていく金子さんの姿が印象的でした。
こうして一生懸命作った皆さんの作品も無事に完成。金子さんのアドバイスを元に、横から板にたたきつけて伸ばした形を作った人や、型をとって上手に切り抜いた人、立体で作った人など、作品の色は様々です。お子さんたちは「出来た!」「楽しかった!」とうれしそうにしていました。
あっという間の一時間が終わると、参加者の皆さんは「cafe&pottery音」のコーヒーやホットジンジャーを飲みながら、お喋りを楽しんだり、金子さんの展示作品を眺めたり、どんなかわいらしい作品が飛び出すかわからない「金子司のガチャ」をやったりと、それぞれがゆっくりとした時間を楽しんでおられました。
気持ちの良いお天気の中、秋の音信川からの涼しい風も心地よく、賑やかで楽しいワークショップとなりました。
「cafe&pottery音」では、引き続き、陶芸家 金子司さんによる展示「Curtidores De Hongos 〜キノコヲツクルヒト〜」が11月18日(月)まで開催中とのこと。秋のおでかけに、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
金子司 Curtidores De Hongos〜キノコヲツクルヒト〜
会期:2019年10月26日(土)〜11月18日(月)
会場:cafe&pottery音 山口県長門市深川湯本1261-12
営業時間:11:00〜17:30(イベント時は変更あり)
定休日:毎週火・水・木(イベント時は変更あり)
電話番号: 0837-25-4004
FBページ:https://www.facebook.com/otocafe.yumoto/