2020年4月10日、長門湯本温泉にて、長門湯本オソト活用協議会のみなさんにより、音信川沿いに、プランターやベンチが設置されました。
これは、3年間の社会実験や住民説明会、観光まちづくり推進会議などを経て、温泉街での魅力的なそぞろ歩きを実現するために、設置が決まったもの。
(昨年の道路社会実験の模様はこちらhttps://yumoto-mirai.jp/douro_syakaijiken/)
当日、青空の下に集まったオソト活用協議会のメンバーは、力を合わせて慎重に、一つ一つのベンチやプランターを設置していきます。長門湯本観光まちづくり計画に基づいて新しく整備された道路は、脱色アスファルトであたたかみのある印象でペールグレーのベンチやプランターととてもよく似合います。
設置作業の合間に、置きたてのベンチに座って一休みするみなさん。音信川のおだやかな流れを眺めながら、沢山の人たちがこの場所でくつろぐ姿を期待して、思わず笑顔がこぼれます。
おとずれ通り(市道湯本線)に配置されたベンチは長方形や正方形、階段状になったものなど合計26台。対岸には竹林の階段や川床なども見え、温泉街でのそぞろ歩きが子どもからお年寄りまで、幅広くご利用いただけそうです。
長門湯本温泉には、あけぼのカフェのどら焼きや、A.sideのピタパン、恩湯食の湯本フライドポテトや桜食堂の長門やきとりなど、テイクアウトも充実。お天気の良い日には川沿いのベンチにすわって、食べ歩きが楽しめます。
無事設置を終えた長門湯本オソト活用協議会の白石会長は「数年間の大規模な工事が終わり、いよいよそぞろ歩きのための環境が整ってきました。今後は住民も観光で訪れる方も、一緒に楽しめるオソト空間を作っていきたい。」と、公共空間の活用への意気込みを語っていました。