"まちの番台" みんなのおとずれ堂がオープン!
2020年4月3日 桜が満開の長門湯本温泉にギャラリー兼お土産ショップ「おとずれ堂」がオープンしました。
竹林の階段脇にある築50年以上の古民家をリノベーションした建物は、周囲の景観に調和した佇まい。オープン初日には、たくさんのお祝いの花が飾られて、華やかな雰囲気を醸し出していました。
おとずれ堂は、長門湯本温泉で進められた観光まちづくりリノベーションプロジェクトから生まれたお土産店。昨年の夏には住民参加の土間打ちワークショップも行われ、地域のみんなの想いが詰まったお店です。(下記の写真はいずれも、2019年夏に行われた住民参加のDIYワークショップ)
オリジナルのお土産の販売の他にも、周辺エリアを含めた観光情報の発信、萩焼深川窯のミニギャラリーなど、まちの番台として色々な役割を持っています。
二つの入り口のうち、奥の赤い暖簾をくぐるとおしゃれなお土産ショップが出現。長門湯本温泉のロゴマークを使ったクリアファイルやサコッシュなど、ここでしか買えない物が揃っています。
俵山の津田農園の梨ジュースやCOFFEE & ROASTER YAMAの直焙煎コーヒー、長門市産のお米を使った懐かしいポン菓子など、地域に拘ったお土産ものも人気だそうです。
店内には、長門湯本温泉だけでなく近隣のパンフレットやショップカードなどが並べられ、自由に手に取ることができます。壁面にはお勧めの市内観光地の映像も映し出され、長門市の魅力を伝えています。
おとずれ堂のもう一つの魅力は、併設された萩焼のミニギャラリー。麻色の大きなのれんをくぐって左手に進むと、厳かに陳列された萩焼深川窯の作品を観賞することができます。
こちらのギャラリーは深川湯本が誇る伝統工芸 深川萩の素晴らしさを、訪れた方々に少しでも知ってもらおうと、おとずれ堂オーナーの長町志穂さんがコレクションを公開したもの。落ち着いた和空間で、ゆっくりと萩焼の魅力を堪能することができます。
オーナーの長町さん(写真中央)と店主の赤川孝昭さん(写真左)。赤川さんはこの土地で生まれ育った生粋の湯本っ子。訪れる人々のささいな質問にも丁寧に答えてくださる姿が、とても印象的でした。
竹林の階段を行き交う人々が気軽にのれんをくぐるおとずれ堂は、長門湯本温泉の番台として、たくさんの人たちに愛されていきそうです!
みんなのおとずれ堂
住所:長門市深川湯本2321-1
営業時間:10時-19時
営業日:金・土・日・月(祝日はオープンする場合がございます。詳しくはHP等にてご確認ください)
電話番号:080-4026-3935
Mail:otozuredo@gmail.com
HP:https://otozuredo.stores.jp/