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長門湯本report:おとずれリバーフェスタ2018 詳細レポートvol.06 〜まちづくりの6つの要素 “絵になる場所”編 〜

おとずれリバーフェスタ2018レポートvol.6

まちづくりの6つの要素 “絵になる場所”編

豊かな緑に囲まれて、山あいにひっそりとある長門湯本温泉街は、どの橋からも温泉街の中心を流れる音信川(おとずれがわ)と、川辺に続く遊歩道、川を向いて佇むまちなみが見渡せる、美しいまちです。

少し歩けば、“文化体験”編でもお伝えした萩焼の里、三ノ瀬(そうのせ)や、山口県の重要文化財に指定されている600年の歴史を持つ大寧寺もあり、語り継がれてきた歴史や、護られてきた自然を楽しむこともできます。

まちづくりの6つの要素、5つ目は“絵になる場所”です。

圧倒されるほどの大自然や、イルミネーションがあるわけではないけれど、長門湯本らしい情景は訪れた人々を癒します。

みらいの温泉街では、今ある景観を生かしながら、「またここに来たい」「一度は行ってみたい」と思わせる、心に刻まれるような景色をお届けするために、“絵になる場所”の創造を進めています。

おとずれリバーフェスタでの、せせらぎ橋の夜。

昨年は一夜限りで実現し、人々を魅了した「橋の上のレストラン」が、今年は三夜に渡って開かれ、予約を開始してすぐに満席になる大盛況でした。

三夜それぞれ、違った趣のレストラン。

共通しているのは、白いクロスを敷いた長いテーブルが用意され、ランタンが灯り、すぐそこには厨房があり、できたてのこだわりのコース料理が、橋の上でいただけたということ。

“絵になる”特別な空間で、ひとつずつ丁寧に作られたお料理をゆっくりいただく夢のような時間です。

初日は、昨年もこの橋の上のレストランが大好評だった小野田市の地中海料理のお店「La Tierra」さんが、宇部市小野湖のほとりの「tumugu」さんとコラボレーションして登場。

「夏の終わり」というテーマのコース料理は、夏から秋へと切り替わっていく季節の食材を楽しめ、いただくごとに季節が深まっていくような贅沢な内容。美しい盛り付けに見とれ、いただくのがもったいなくて、ゆっくりと味わう。喜びに満ちたひとときです。

2日目は、初めてご出店いただいた長門市西光寺の精進料理「Lotus」さん。普段はお寺でしかいただけない精進料理をカジュアルにアレンジして、特別にご提供いただきました。

お肉や魚介類などを用いず、植物性の素材を様々な工夫と調理方法で提供する、ヘルシーで繊細な精進料理。丁寧な工程で調理された一皿一皿に、優しさが詰まっていました。

最終日を飾ってくれたのは、こちらも初出店、地元長門市で大人気の串カツ居酒屋「えみもり」さん。種類豊富な一品料理と揚げたての串カツで、女性を中心にいつも賑わっているえみもりさん。橋の上ではえみもり名物レンコン串から、ここでしか食べられない創作串カツ、こだわりの自家製プリンまで、盛沢山、大満足の内容でお客様を楽しませてくださいました。

外に設けられた厨房という限られた難しい設備でも、上質なお料理とサービスでお客様をもてなし、橋の上を“レストラン”に変えてしまった出店者のみなさまの情熱。

会場を演出してくださったのは、今年も照明デザイナーの長町さんが率いるLEM空間工房のみなさんです。

せせらぎ橋を始めとした橋のひとつひとつを、それぞれの個性に寄り添い、魅力を最大限に引き出すようにライトアップ。

木々や橋の下も、照明の工夫によって、新しい表情を見せてくれます。

川に浮かび上がる幻想的な川床。

地域が一体となって表現するおもてなしの心、湯本提灯。

老朽化が進んでしまった建物も、少し清掃し、照明の演出を加えることで立派なまちの景観になります。

完成してまもない「紅葉の階段」は、木々を照らす優しいあかりが長門湯本の情景に自然と溶け込み、人々を回遊へと誘います。

“長門湯本が前から持っていたもの”の魅力を高めることにこだわった長町さんの手がける夜間景観は、まちをひとつの美しい絵にしてしまいます。

前からそこにあったものは、照らされて、長門湯本の新しい見どころになりました。

そして、長門湯本らしい光景としてこれから期待されるのが、音信川の3ヶ所に設置された川床と、“cafe&pottery音”のテラスに伸びた置き座です。

おとずれリバーフェスタの開催に合わせて行われていた2回目の社会実験を経て、運営主やルールも定まり、この秋より常設されることになりました。

川床や置き座はおとずれリバーフェスタ期間中も大人気。美しい音信川の流れをすぐそばに感じ、風を受け、心からリラックスしているみなさんの姿は、もうそれだけで絵になる光景です。

“文化体験”編でもお伝えした川床の様々な楽しみ方が実現していけば、長門湯本らしさを表現する重要な場所になりそうです。

温泉街の新たな入り口では、山あいの地形を生かして大規模な整備も進められています。

駐車場をあえて高台にある近くの国道に配置し、駐車場から音信川に向かってまちを見下ろすことができる眺望テラスを計画。さらにそこから風情ある竹林の階段を抜け、非日常の空間を楽しみながら、温泉街の中心地へとアプローチできるようになります。

このようにみらいの温泉街では随所で、長門湯本らしさを印象付ける“絵になる場所”が皆さんを出迎えてくれます。

そして温泉街の中心地では、新しく生まれ変わった公衆浴場「恩湯」はもちろん、飲食棟や音信川へと続く新たな雁木広場で、様々な長門湯本らしい温泉街の楽しみ方に出会えるはずです。次回“休む・佇む空間”編でご紹介したいと思います。どうぞお楽しみに!

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