長門市では、市民に配布される広報誌「広報ながと」にて、「Join! 長門湯本観光まちづくり〜みんなの力で湯ノベーション〜」と題し、公民一体となった様々な長門湯本のまちづくりの現状と、それに携わる人々を紹介しています。
それに合わせ、長門湯本みらいプロジェクトでも、まちづくりのプロフェッショナルや、地域と文化を支えてきた地元の方々のインタビューを幅広く掲載し、みなさんに長門湯本の今を感じてもらいたいと思います。
まちづくりのキーパーソンをご紹介する第三弾は、株式会社アルセッド建築研究所の益尾 孝佑さん。ユーモアを交えた語り口と豪快な笑顔で、地元の方ともすぐに打ち解けていく益尾さんに、長門湯本において行われている先進的な景観づくりの進め方、時代とともに変遷する景観づくりの手法などをお聞きしてきました
会場は渋谷駅前のストリームホール。旧東横線渋⾕駅のホームおよび線路跡地等を再開発した新しいランドマークです。
毎月開催される長門湯本温泉観光まちづくり計画デザイン会議の様子。景観ガイドラインの策定はまちづくりの重要な項目とあって、真剣な議論が長時間に及ぶ。
2017年9月〜10月には、景観ガイドラインの特徴の一つである生活景の実証実験で川床の活用が行われ、多くの人々で賑わった。
2017年、5回にわたって開催された地元の施工者さんたちとの意見交換、ワークショップ。毎回、数多くの地元大工さんや建築家の方々が集合し、意見を交わした。
長門湯本の実際の物件を見学しながらの施工者ワークショップの模様。地元の施工者さんたちと一緒に、リアルな現場をとらえ、何ができるかを考えていく。
おとずれリバーフェスタでの笑顔の一枚。お隣は同じくデザイン会議メンバーの照明デザイナー長町志穂さん(LEM空間工房)。
益尾 孝祐さん
(アルセッド建築研究所 主任)
profile
1976年大阪府生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業、同大学院理工学研究科修士課程修了。2002年よりアルセッド建築研究所に入所。現在に至る。一級建築士。地域のまちづくり支援から、まちをつくる建築、都市デザインまでの計画、設計に携わる。著書に『まちづくり市民事業』(学芸出版社・共著)、まちづくり教書(鹿島出版会・共著)、まちづくり図解(鹿島出版会・編著)など。2017年度より長門湯本プロジェクトのデザイン会議メンバー。
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