長門市では、市民に配布される広報誌「広報ながと」にて、「Join! 長門湯本観光まちづくり〜みんなの力で湯ノベーション〜」と題し、公民一体となった様々な長門湯本のまちづくりの現状と、それに携わる人々を紹介しています。
それに合わせ、長門湯本みらいプロジェクトでも、まちづくりのプロフェッショナルや、地域と文化を支えてきた地元の方々のインタビューを幅広く掲載し、みなさんに長門湯本の今を感じてもらいたいと思います。
まちづくりのキーパーソンをご紹介する第五弾は、株式会社日本海コンサルタントの片岸 将広さん。ディープに長門湯本地域にコミットしながらも旅人のように様々な愉しみを発掘している片岸さん。
今回はそんな片岸さんに、交通面から観光まちづくりへ参画された経緯やその手法、昨夏行われた社会実験「おとずれリバーフェスタ」での具体的な取り組みなどをお聞きしてきました。
毎月開催される長門湯本温泉観光まちづくり計画デザイン会議の様子。金沢を拠点に活動しながらも、会議には欠かさず出席する片岸さん。
交通計画は住民の暮らしに直結する重要な課題とあって、議論は長時間かつ入念に行われる。
2017年9月〜10月に実施された社会実験での様子。車道の一部をワークショップブースとして活用し、多くの人が楽しんだ。
片岸さんが企画・事業化に携わった金沢市のレンタサイクル「まちのり」。市民生活や観光の利便性向上に大きく貢献している。
長門湯本で行われたリバーフェスタでの様子。人中心の道路空間が社会実験として実施され、様々なデータが収集された。
片岸 将広さん
(日本海コンサルタント)
profile
(株)日本海コンサルタント社会事業本部計画研究室/金沢市公共レンタサイクル「まちのり」企画・運営担当/金沢片町まちづくり会議事務局スタッフ/大阪府大阪市出身(第二故郷:島根県松江市)/東住吉工業高校ではバスケに明け暮れ、松江高専で土木を学び、金沢大学に編入学。学生時代に都市計画を学び、現在は建設コンサルタントとして都市・地域計画や自転車交通計画等を担当。「まちのり」の企画・事業化に携わるほか、「サイガワあかりテラス」の企画・開催も支援。プランナー&プレイヤーとしてまちに関わることに生きがいを感じるタイプ。2017年度より長門湯本プロジェクトのデザイン会議メンバー。
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