長門市では、市民に配布される広報誌「広報ながと」にて、「Join! 長門湯本観光まちづくり〜みんなの力で湯ノベーション〜」と題し、公民一体となった様々な長門湯本のまちづくりの現状と、それに携わる人々を紹介しています。
それに合わせ、長門湯本みらいプロジェクトでも、まちづくりのプロフェッショナルや、地域と文化を支えてきた地元の方々のインタビューを幅広く掲載し、みなさんに長門湯本の今を感じてもらいたいと思います。
まちづくりのキーパーソンをご紹介する第七弾は、有限会社カネミツヒロシ セッケイシツの金光弘志さん。穏やかで落ち着いた雰囲気と、優しい笑顔が印象的な金光さん。そんな金光さんに、ランドスケープデザインの役割や、長門湯本温泉の印象などをじっくりお聞きしました。
お気に入りの音信川を背景に。月一回のデザイン会議出席だけで無く、現地の調査や打ち合わせで、長門市には頻繁に訪れるそうです。
毎月行われる長門湯本温泉街観光まちづくり計画デザイン会議での一コマ。様々な専門家が集まり、白熱の議論は、長時間に及びます。
2017年4月、長門湯本温泉観光まちづくり事業景観ガイドライン関係者をつれて、工事予定地を案内する金光さん。
時には、大きな模型を交えて、計画の説明を行う金光さん。街全体から、駐車場、竹林の階段など、それぞれに模型が制作されています。
金光さんが担当しているランドスケープのイメージパースの一枚。様々な議論を経ながら、少しずつ完成に近づいています。
印象的な「竹林の階段」のイメージパース。来訪者のまち歩きは、ここからゆっくりと始まるんですね。
金光さんのランドスケープデザインが、いち早く形になった上流側の「雁木広場」と「飛び石」。
長門湯本の魅力の一つ、水辺を楽しむ仕掛けに、休日には家族連れが楽しむの姿が見られます。
長門湯本の住民の方々に、整備計画を説明する金光さん。変化に伴う地域の方々の不安を、少しでも減らすための機会を重ねています。
進行中の工事現場で見つけたヘルメット姿の金光さん(中央左)。今後、様々な場所で姿をお見かけするかもしれませんね。
金光弘志さん
(有限会社カネミツヒロシセッケイシツ)
profile
1968年広島市出身
日本大学理工学部交通土木工学科卒業後、都市設計事務所、ランドスケープデザイン事務所勤務を経てカネミツヒロシセッケイシツ設立。
日本大学理工学部非常勤講師。
様々なビルディングタイプの公共及び民間建築の外部空間デザインを手がけている。
2016年星野リゾートのもとで「長門湯本温泉マスタープラン」のランドスケープデザインを担当。
2017年度より長門湯本プロジェクトのデザイン会議メンバー。
カネミツヒロシセッケイシツ http://www.khdo2004.com/
※長門市の公式ホームページに移動します。