大寧寺の桜の蕾がほころんでくる3月下旬。長門湯本温泉のcafe&pottery音では、音信川に面した置き座の設置に向けて準備が進んでいます。
昨年9月から10月の社会実験で初めて設置され、たくさんの方々に楽しんでいただいたcafe&pottery音の置き座。社会実験の終了とともに取り外され、市内の倉庫にて大切に保管されていましたが、2018年秋に予定されている新たな社会実験の一環として、4月1日より先行して検証がスタートします。
設置に先駆けて集まったカフェの運営メンバー達が、DIYで木製部分を再塗装。湿気や風雨の影響を抑えるために、床板から手すりまで入念に作業します。長門市の油谷住建株式会社様の作業場をお借りして、一気呵成に仕上げます。
cafe&pottery音の川沿いでは、置き座を製作してくださったヤマネ鉄工建設株式会社様の職人さん達が、テキパキと大きな鉄骨の土台を組んでいきます。ガッチリとした骨組みは、これから訪れるたくさんの方々を支えてくれます。
塗り終わった手すりと床板を取り付けて、いよいよ置き座も完成間近。4月1日からの運用に向けて、テーブルや椅子、タープの準備など仕上げを進めています。折しも、4月1日は、長門湯本温泉で「温泉祭り」が開催されるとのこと。音信川沿いに咲き誇る桜と、置き座を駆け抜ける春風を感じに、ぜひ長門湯本へお出かけください。
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