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長門湯本report:おとずれリバーフェスタ2018 詳細レポートvol.01 〜まちづくりの6つの要素“風呂(外湯)”編〜

おとずれリバーフェスタ2018レポートvol.1

まちづくりの6つの要素“風呂(外湯)”編

9月15日~17日の3連休に行われ、大盛況だった「おとずれリバーフェスタ2018」

みらいの温泉街をイメージして、イベントという形にし、体感してみる3日間。

そこには、長門湯本温泉街が目指す“全国トップ10に入る人気温泉街”になるために必要な「まちづくりの6つの要素」がたくさん詰め込まれていました。

まちづくりの6つの要素とは・・・

① 風呂(外湯)

② 食べ歩き

③文化体験

④ そぞろ歩き(回遊性)

⑤絵になる場所

⑥ 休む・佇む空間

このレポートでは盛りだくさんだった、おとずれリバーフェスタ2018の内容を、この「まちづくりの6つの要素」に紐づけながら、ご紹介していきたいと思います。

まずは“風呂(外湯)”編です!

長門湯本には、長年地元の方々に愛され続けてきた公衆浴場、恩湯(おんとう)と礼湯(れいとう)があります。約600年前、住吉大明神からのお告げによって発見されたと言い伝えられる「神授の湯」として、大切にされてきました。

その恩湯は現在、工事の真っ最中。

2017年5月に、建て替えのために取り壊され、2019年冬までに、より多くの方々に愛される場所として新しく生まれ変わろうとしています。

おとずれリバーフェスタでは、遊びにきてくださった方々に、こうした“みらいの長門湯本温泉街”を知っていただこうと、インフォメーションセンターにて恩湯を中心とする温泉街の景観完成図の一部分が、模型で展示されていました。

恩湯の新しい建物と、その前に広がる雁木広場。飲食棟。

美しい音信川(おとずれがわ)への親水性が深まる場所として、また緩やかな階段に腰かけながら四季折々のイベントなども楽しめる場所として、たくさんの人を魅了する空間になること間違いなしです。

今年2月には恩湯と飲食物販施設を整備、運営していく事業主も決定。

地元旅館の若手後継者や、飲食店経営者などで構成された事業主「長門湯守」のみなさんは、先祖から受け継がれてきた神聖な湯であり、真下から源泉が湧き出る稀少な湯でもある恩湯の独自性を、多くの方に知っていただけたら、と意気込みます。

星野リゾート計画地でも着々と工事が進んでいます。

工事現場に囲まれたイベント会場なんて、ちょっと珍しいですよね。

会場内にあったこれらの工事現場は、まさにまちづくりの現場です。

進むまちづくりを体感しながら、みらいの温泉街をイメージしたたくさんの仕掛けを楽しんでいただけていたら嬉しいです!

生まれ変わる恩湯と、変わらずにそこにある音信川。

今回のイベントで温泉街の隅々まで楽しまれているみなさんを見ていたら、温泉街を訪れた方々が作る賑わいが、古き良きものと、新しいものを繋ぎ、私たちの想像以上のみらいが待っているような気がしてワクワクしました。

さて風呂と言えば、イベントでは川辺の足湯も大人気!

音信川の流れに耳を澄ませながら、足からじわ~っと温まり、リラックスすることができる穏やかな時間。足湯近くには店も並び、楽しみたいものがぎゅっと詰まった素敵な空間になっていました。

ここからは足湯CAFEにご参加いただいたみなさまをご紹介します!

 

昨年に引き続き出店していただいた萩市で人気のカフェPatra cafeさん。

足湯で温まった人も、そうじゃない人も、身体が欲する美味しさ「自家製果実シロップジュース」が大人気。

山口市から初参加してくださったのはAINONEさん。新鮮な旬のお魚を、注文を受けてからひとつずつ丁寧に挟み込んで焼くパニーニは、贅沢な一品です。

長門湯本の女性たちを中心としたチームlittle yumotoさんは色々な世代の、色々な心をくすぐる縁日スタイルで盛り上げてくださいました。初日は本格グリーンカレーの提供。2日目はリピーター続出の射的。3日目はお花とスワンを浮かべた人形すくいで会場が華やぎます。

さあ、足湯CAFE にご参加いただいたみなさんを皮切りに、vol.2ではたくさんのおいしいレポート、“食べ歩き”編をお送りします!お楽しみに。

今後の恩湯を始めとしたまちの整備の進捗にも、ぜひご注目ください。

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