長門湯本report:音信川のあたらしいカフェ「cafe&pottery音」 2017年8月11日 / report / お店, レポート 長門湯本発・リノベーションの一号店誕生 2017年8月、再開発が進む長門湯本に地元の有志が集まって作った「カフェ&ポタリィ音」がオープン。温泉街を流れる音信(おとずれ)川のせせらぎを楽しみながら、ゆっくりとコーヒーが飲める店内にお邪魔してきました。店内には、湯本地区で約350年以上の歴史を持つ深川(ふかわ)窯の若手作家の作品が鑑賞できるギャラリーも併設され、抹茶茶碗からコーヒーカップまで様々な萩焼を手にとって鑑賞できます。 開放的な店内に入ると、お洒落にレイアウトされたギャラリースペース。ゆったりと並べられた素敵な作品は、地元・萩焼深川窯の作家、坂倉正紘さん、田原崇雄さん、坂倉善右衛門さんの手によるもの。萩焼のあたたかさを感じさせつつ、それぞれに個性的な作品が並びます。 奥のカフェスペースは、カウンターを入れて14席。萩市の家具作家中原忠弦さんが手がけたウッドテーブルや、樹齢数百年の板材を使ったカウンターなど、見所もたくさん。「街の活性化はもちろん、自分たちが行きたくなるような、友人達に紹介したくなるようなお店を目指した」と、地元旅館関係者や萩焼作家達が共同でつくりあげた空間は、手作りの温かさとディテールへのこだわりが随所に感じられます。 オーダーしたのは長門湯本をイメージしてブレンドされたホットコーヒー「音信ブレンド」。自家焙煎のこだわりブレンドを萩焼深川窯の地下水でドリップしています。もちろん、コーヒーカップは前述の作家さんの手によるもの。(写真の作品は田原崇雄さん作) 店長さんオススメの自家製チーズケーキ。イタリア産のゴルゴンゾーラと北海道産クリームチーズに四つ葉バターを加えて作った、自家製チーズケーキ。レモンスライスが可愛いですね。 カウンターの奥には、可愛らしいコーヒーカップや抹茶茶碗がディスプレイされていて、ご希望のお客様にはお好みのカップで飲み物を提供されるとの事。気になる器の実際の使い勝手が確かめられるのは、嬉しいサービスです。 テラスにはベンチが置かれ、天気の良い日には川を見ながらゆっくりと時間を過ごせます。今後はランチメニューの追加や、イベントの開催なども計画中との事で、長門湯本散策の新たなおすすめスポットになってくれそうです。 アクセス・営業日時 店名:cafe&pottery音(カフェアンドポタリィおと)住所:山口県長門市深川湯本1261-12営業時間:11:00〜17:30(イベント時は変更あり)定休日:火・水・木(イベント時は変更あり)電話番号: 0837-25-4004FBページ:https://www.facebook.com/otocafe.yumoto/