2018年7月29日、長門湯本温泉の音信川(おとずれがわ)にて、「音信川と橋の夜 vol.02」が開催されました。
このイベントは、昨年のThanksONTOやおとずれリバーフェスタで好評だった、橋や川沿い、夜間景観などの魅力を、地元の美味しい食事と一緒に楽しんでもらうために、湯本まちづくり協議会が主催したものです。
連日の猛暑の中、会場となったキラキラ橋周辺は、夏の夕暮れを楽しむたくさんの人々で賑わいました。
地域のお店の小さなマーケット
橋の上に並ぶ屋台は、どれも地域のお店ばかり。大きなイベントのような華やかさはないものの、手作りのこだわりが感じられます。
前回に引き続き、出店してくれた「カフェ&ポタリィ音」さん。まもなく一周年を迎える長門湯本温泉の人気カフェギャラリーです。特製ミネストローネとミニブレッドが好評でした。
長門焼き鳥を代表する名店のひとつ「ちくぜん」さん。前回に引き続き、来年オープンされる恩湯横の新しい飲食施設のために、試作メニューをテスト販売。暑い夏にあわせて、さっぱりとしたコールドチキンとバゲットの組み合わせ。
長門市駅前のカフェ「あいころりん」さん。人気メニューの「鶏肉とトマトのココナッツカレー」に、子供達も思わずこの笑顔。早々に売り切れていました。
焼き鳥の町、長門を印象付ける「とまりぎ」さんには長い列。滝のような汗をかきながら、丁寧に焼き上げる店長さんの姿が印象的でした。
橋の上のグルメに欠かせない美味しいお酒を提供してくれるのは、地元長門湯本の松村酒店さん。橋の上で楽しむ生ビールと焼き鳥は、極上の贅沢ですね。
ご近所さんも、旅行者も
川のせせらぎをバックにゆるやかな雰囲気の会場には、ご近所のご婦人や子供達から、温泉旅館の宿泊者まで、たくさんの方々が訪れてくれました。
それぞれが、思い思いの特等席で
会場を見渡すと、皆さんがお気に入りの食べ物やドリンクを片手に、思い思いの場所で楽しんでいました。橋の上のテーブル席や、川を見下ろすカウンター、雁木広場の階段や、川辺のベンチなど、音信川を中心に特等席がたくさんあります。
身近になった川辺を楽しむ
キラキラ橋のすぐ近くに新しく設置された飛び石と雁木広場では、笑い声を上げながら水辺を楽しむ家族連れの姿がたくさん見られました。
やさしく妹の手を引くお姉さん、しっかりと息子の手を握るお父さん。微笑ましいくつろぎの時間がゆっくりと過ぎていきます。
川面に映るやさしい灯り
温泉街を囲む山陰に夕日が沈む頃、橋の上や雁木広場の周辺には、幻想的な明かりが灯っていきます。
長門湯本の静かな風情を守りつつ、素敵な明かりを演出してくれたのは、観光まちづくり計画での夜間景観を担当されているLEM空間工房の長町さん。
ゆっくり楽しむ橋の夜
この小さなイベントのテーマの一つは「長門湯本の水辺で、ゆっくりとくつろいでもらうこと」。音信川の涼風を受けながら、橋の上や川辺に座り、のんびりと過ごされる皆さんが多かったことがとても印象的でした。
長門湯本の自然と地元のグルメを楽しむ小さなイベント「音信川と橋の夜」。次回は9月15日〜17日の「おとずれリバーフェスタ」のあとに開催を計画してます。リバーフェスタには、今回出店された地元のお店も参加される予定ですので、そちらも是非ご期待ください。
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