長門湯本みらいプロジェクト

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長門湯本report:おとずれリバーフェスタpart2 & 社会実験レポート vol.02「照明改善・道路空間活用編」

vol.1でお伝えした「①川床・置き座(テラス)活用編」に引き続き、vol.2では

社会実験②「湯本提灯や照明で夜の温泉街を楽しむ」

社会実験③「交通再編で人が安心して過ごせる空間を作る」をテーマに

照明や交通再編でまちがどのように変化し、温泉街にどんな楽しみがうまれたかをお伝えしていきたいと思います!

まちが支える新しいあかり

まずご紹介したいのが「湯本提灯」

地元デザイナー、シンボロンさんによるオリジナルデザインのこの提灯。

中央の3つの白線は、「門前・湯本・三ノ瀬の湯本全体を形作る三つの地区が力を合わせる」というコンセプトと、まちの中心を流れる音信川(おとずれがわ)、そして温泉の湯気を連想させるデザインになっていて、商店や民家をはじめ、郵便局やカフェ、旅館などたくさんの方々が賛同してくださり、川沿いに優しいあかりが灯りました。

人が暮らし、営みがある。その温かさが伝わってきます。

表情を変える景色達

この提灯の立案・企画をはじめ、長門湯本温泉街の照明改善を取り仕切ってくださったのは環境照明のプロフェッショナル、長町志穂さん。

長町さんのアイディア、技術によって照らし出される木・川・橋。

いつもと表情を変え、生き生きと輝きます。

 

まちを見下ろす住吉神社の木々は夜空に浮かび上がり、幻想的。

温泉街の景観に欠かせないいくつもの橋は、ライトアップの工夫によってそれぞれが持つ魅力を最大限に引き出されます。

水面に映るあかりをみつめていると、心がじんわり温まって・・・

訪れてくださった方々と、まちとの距離を、ぐっと縮めてくれたような気がします。

情緒に浸れるとっておき

そして、素敵にライトアップされた夜の温泉街を、さらに盛り上げてくださったのは

わざわざ大阪、北新地よりこの3日間のために来てくださった「THE BAR OSAKA」さん。

長く使われていなかった空き店舗を活用して、「THE BAR NAGATO」としてスペシャル営業していただきました。

バーでは、長門の津田農園で採れた梨やベリーを使ったオリジナルカクテルも楽しめ、連日多くの方で賑わいました。

まちを楽しむ、みちを楽しむ

さてここからは、交通再編の様子を、イベントを彩ってくださったワークショップブースのご紹介とともにお伝えしていきます。

 

3週間の社会実験期間中、一部道路を一方通行にしたほか、プランターの設置によって歩行者通路を広げたり、休憩スペースを設置し、温泉街を歩く方々が過ごしやすい空間を作りました。

今回のプランター設置には下関のフラワーコーディネーター、Garden2970さんと、長門の千畳敷で長く愛され続けるzakka country kitchenさんにご協力いただき、ハーブやお野菜を使った瑞々しいプランターが並びました。

引き継いでいく想い

道には、建て替えのために5月より休業に入った「恩湯」-長きに渡り地域住民に愛された、長門湯本の象徴ともいえる共同浴場-の懐かしい一部分も展示され、その歴史を垣間見ることができます。

手作りと手渡しのにぎわい

このように、道を楽しむための仕掛けがいっぱいの川沿いを、さらに楽しい場所にしてくださったのが、数々のワークショップブースです。

 

まずは、9月のpart1にも出店していただいた4店舗をご紹介!

長門市を代表するアーティスト、イラストレーターの尾崎眞吾さんによる似顔絵体験。前回の噂を聞きつけて、このためにきた!という方も。おひとりおひとりの特徴を捉え、やわらかさと力強さをあわせ持つような美しい似顔絵を、丁寧に仕上げてくださいます。

こちらは萩市で食品サンプルを使ったアート作品を制作されているmacaronうさぎさん。小さなキャンドルや、パフェを作るワークショップは子どもたちにいつも大人気です!

ワークショップエリアでのひと休憩に欠かせなかったのは、こちらも萩市よりご参加いただいたPatra cafeさんとツムグお台所さん。

Patra cafeさんは言わずと知れた自家製果実シロップジュースに、今回はかわいいちらし寿司も。選ぶ楽しさ、口に中に広がるフルーツの甘みにやみつきになります。

ツムグお台所さんは、前回大好評だったトマトカレーや、長門和牛とむつみ豚を使ったタコライス、豆乳ラッシーに焼き菓子も・・・!あれもこれも食べたくなってしまいます。

そしてpart2より参加していただいた岡島晶子さん。広島で幅広い制作活動をされている、長門市出身のイラストレーターである岡島さんは、長門市の海をイメージした素敵な便箋や、ポストカードの販売、そして用意されたかわいいペンやスタンプを使って誰かにお手紙を綴るワークショップを開催してくださいました。

こちらは下関にあるムクロジ木器さん。山口県産の樹木にこだわり、ろくろを使って作り出される器は、のびやかな曲線でたくさんの人を魅了しています。オリジナル木器展示販売はもちろん、ウッドバーニングのワークショップでは自分だけのムクロジコイン作りが楽しめました。

最後に、長門市、下関市、福岡県に、オシャレ眼鏡店を構えるPOTATO MEGANEさん。

オシャレなだけでなく、ずっと使い続けることができる、「あなたにぴったりの世界に一つだけのメガネ」を提案してくださるお店。今回は販売のほかに、プラスティック素材を加工する制作実演や体験で楽しませてくださいました。

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まちを照らしたり、空間の使い方を変えてみる。

そうすると見えてくる、まちが本来持っている魅力があります。

 

vol.3では、橋の上で特別に開かれたレストランなど、引き続き空間をいかした新しい取り組みをご紹介するほか、まちの中心を流れる音信川の魅力もお伝えしていけたらと思います!

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