長門湯本report: 「恩湯および飲食棟 起工式」が開催されました。

新年度を迎え、着々と進むまちづくり。長門湯本では、いよいよ恩湯の再建がスタートします。
2019年4月15日(月) 旧恩湯跡では、恩湯や飲食棟の着工に先立ち、長門湯守株式会社による起工式が開催されました。
明るい日差しに恵まれた「恩湯および飲食棟 起工式」。大西 倉雄 市長をはじめ、地元ホテル・旅館の館主の皆様、まちづくり協議会の荒川武美会長、湯本・門前・三ノ瀬地区のそれぞれの自治会長、工事関係者の皆様など、総勢35名が、今後の恩湯の再建と発展を願って、参加されました。
まずは、開式の辞となり、東深川藤中(ふんじゅう)にある古社「飯山八幡宮」の上田宮司をお迎えし、修祓(しゅうばつ)の儀・降神の儀(こうしんのぎ)・献饌が行われました。けがれを清め、おいでになった神様にお供えをします。
祝詞奏上(のりとそうじょう)では、上田宮司が神前に工事の安全を願って祝詞を奏上します。厳かな空気の中、真剣な眼差しで参加される皆さんの姿が印象的でした。
続いて、清祓いの儀(きよはらいのぎ)。建築する土地を祓い清め、工事関係者などに災いが生じないよう祈願します。
鍬入れの儀(くわいれの儀)では、設計者である岡設計事務所 共同代表 岡昇平氏が斎鎌(いみかま)、事業主の長門湯守株式会社 共同代表 伊藤就一氏・大谷和弘氏が斎鍬(いみくわ)を、施工者のヤマネ鉄工建設株式会社 代表取締役 山根 正寛氏が斎鋤(いみすき)を行いました。
続いて、玉串奉奠(たまぐしほうてん)が行われました。玉串は、工事の無事安全を祈って、その心を神様に捧げるものです。各関係者が順に、恩湯の工事の無事安全を願って玉串を捧げました。
閉式の辞を終え、大西市長から祝辞を賜りました。
「いよいよ長門湯本のメイン施設となる恩湯が建設されます。様々な温泉施設を手掛けておられる岡設計事務所、特殊な源泉の地盤である恩湯の工事をしてくださる、ヤマネ鉄工建設株式会社の皆様に感謝申し上げます。長く親しまれた恩湯の歴史を絶たせまいと若い衆が一念発起しました。こういった意味でも、このまちづくりは成功すると確信しています。今後の工事が無事進捗し、施設が発展することを祈っています。」と温かい言葉を頂きました。
続いて 長門湯守株式会社 伊藤就一 共同代表より挨拶がありました。
「恩湯の提案をはじめて1年が経ち、地元の皆さんのご理解を頂き、恩湯再建に向けて邁進して参りました。600年の歴史を持つ恩湯ですが、住吉の神様が発見された神授の湯として、大切な資源を守っていくべく長門湯守が結成されました。着工に先駆け、岡設計事務所、ヤマネ鉄工建設株式会社をはじめとした多くの方々にご協力頂き、今日を迎えることができました。心より感謝いたします。今後も引き続き完成に向けて、力を注いで参ります。」と熱く語られました。
最後にヤマネ鉄工建設株式会社 代表取締役 山根 正寛氏より挨拶がありました。
「地元の若い方が経営者となるこの施設は、とても意義深いものだと思います。会社として必要なことの一つは利益を出して社員を守ることですが、もう一つは社会に貢献することです。この恩湯再建はその側面が高い。”長い間地元に親しまれてきた恩湯を守る”この素晴らしい志を育まれて、より愛される場所となるように」と激励され、岡設計事務所と力を合わせて尽力していきたいと力強く述べられました。
こうして爽やかな晴天の中、無事に閉式した「恩湯および飲食棟 起工式」。各関係者が、それぞれ今後への決意を持って恩湯再建に向かいます。
ここから長門湯守による恩湯および飲食棟の建設がいよいよ始まります。地域の期待を背負って、一生懸命頑張る長門湯守の皆さんに、心からのエールをお送りいたします。