長門湯本report:2017年締めくくりレポート:まちの整備がはじまっています

本格的な冬の寒さがやってきて、音信川(おとずれがわ)は一段と澄んだように見え、いつも以上に穏やかな時間が流れている長門湯本温泉。一方で、あちこちに大きな重機が出現し、少しずつまちの整備が始まっています。

小さな温泉街の、未来に向けた壮大な構想は、まちが本来もっている魅力をいかしながら進めていく、言うならば「まちのリノベーション」です。

温泉街に寄り添うように流れる音信川の美しさや、川に架かるいくつもの橋が成すまちの景観。地域の人たちが代々大切にしてきた公衆浴場や、まちを見守り続けてきた住吉神社。こうした長門湯本らしい情景をはじめ、山に囲まれた谷あいの地形や豊かな自然をいかし、温泉街としての魅力がさらに引き立つようなまちづくりを進めています。

今回は、公開された検討中の資料や模型、現在の工事の写真を交えて、その一部をご紹介します!(掲載する模型や資料は検討中のものです。変更になる場合がありますので、予めご了承ください。)

自然の恵みを多くの人へ

500年の歴史を持つ公衆浴場「恩湯」は、長門湯本が誇る、真下から湧き出す源泉100%の温泉です。現在建て替えのために取り壊され、より多くの方に愛される場所として生まれ変わります。

お隣でも建物の取り壊しが終わり、ここは音信川のせせらぎとともに、地域の食、四季折々のイベントなども楽しめる温泉街の中心広場になるよう計画されています。

川に親しむ創意工夫

音信川の魅力をいかした空間は恩湯周辺だけではなく、上流側にもう1カ所、川辺へ降りていくことができる階段広場が作られています。川に親しみやすい空間が点在することで、音信川を中心にした温泉街のそぞろ歩きがますます楽しくなりそうです。

あたらしい仲間を迎える準備

そして長門湯本温泉街への進出が決まっている星野リゾート「界」予定地でも、着々と土地の整備が始まっています。地域と一体となって温泉街の魅力を引き出す取り組みが、いよいよ現実に動き出しています。

少しずつ、着実に形になっていきます

音信川周辺で始まったこれらの工事に加え、今後計画されているのは国道から温泉街、音信川へのアプローチです。近くを走る国道から音信川への、谷あいの地形をいかし、温泉街を一望できる眺望テラスを作ったり、国道沿いに駐車場を設けます。そこから、温泉街まで歩いて下っていく竹林の階段を整備することで、前述した温泉街の中心地へと風情ある空間を楽しみながらアクセスできるようになります。

またその他にも、棚田を思わせるスロープや紅葉並木の階段など、季節によって表情を変える景色を楽しむことができる新しい道が整備され、宿泊客はもちろん、温泉街を訪れた人たちを飽きさせない仕掛けがたくさん計画されています。

以上、簡単なご紹介でしたが、少しでも「長門湯本の未来」を身近に感じていただければと思います。

早いもので、2017年の夏から始めた長門湯本温泉観光まちづくりの情報発信も、こちらが今年の最終レポートとなります。2018年はハード整備も本格化し、ますます長門湯本から目が離せません。ご愛読いただいた皆様には、厚く感謝を述べるとともに、来年以降も引き続き、まちづくりの進捗を暖かく見守っていただければ嬉しく思います。

それでは、皆様、また来年お会いしましょう!

ハード整備の現状と計画に興味がある方は、是非、下記のリンクから詳しい情報をご確認ください。

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