report:“湯本のみらい”を肌で感じよう! 大西市長と星野代表が湯本社会実験を視察

9/15(金)、長門市の大西倉雄市長と星野リゾートの星野佳路代表が長門湯本を訪問し、社会実験「長門湯本みらいプロジェクト」のテーマひとつである“ライトアップで夜を楽しむ”について視察を行ないました。

この日の出発点は湯本発・リノベーションの一号店である「cafe&pottery 音」。夜の温泉街に暖かい光を灯すこの店に、大西市長、星野代表がいらっしゃいました。

お店では社会実験の照明デザインを担当した照明デザイナーの長町 志穂さん(LEM空間工房)よりコンセプトの説明が行なわれました。長門湯本観光まちづくり計画のデザイン会議メンバーでもある長町さんは、地元の方と何度も協議を重ねながら、少しずつ照明改善を進めています。

長町さんは照明デザインについて「これから湯本にできる新しい建物の周辺だけでなく、湯本にこれまであったもの、景色も生かした照明、街づくりを行なっていきます」と抱負を語るとともに、「it技術を生かし、時間帯や人通りなどによって照明をコントロールすることで、美しい景観と省エネを両立させた “本物のスマートシティ” を目指したい」とも話されていました。

星野代表は照明について「雰囲気を大事にした照明は、都会の明るさに慣れている人からは“暗い”と意見をいただくこともありますが、そこをどんどん取り入れていくと今度は“明る過ぎ”になり、街の魅力が損なわれてしまう。だから、そういった意見は気にせずにやって欲しい」と笑顔でコメントされていました。

プレゼンが終了し、「ではさっそく見に行きましょう!」と大西市長&星野代表一行は温泉街に繰り出しました!視察には、数多くのメディアをはじめ、長門湯本観光まちづくり計画デザイン会議のメンバーほか、まちづくり協議会会長の荒川さん、萩焼深川窯の若手 坂倉さんなど、地元の方々も同行します。

長町さんの説明を受ける大西市長と星野代表。2人の手にはそぞろ歩き用の手持ち照明が暖かい光を放っています。

千代橋から臨む住吉神社の森の照明。橋の暖かい色の照明と木々の緑を生かした照明の対比が荘厳な雰囲気を作り出しています。

温泉街の各所に取り付けられた「湯本提灯」。現在こちらは旅館35軒・住宅17軒に総数54個が掲げられています。ロゴマークデザインには長門市在住のデザイナー シンボロンさん(ファンタス)、取り付けには湯本地区の自治会のメンバーの方々が協力してくださいました。

湯本温泉街は石垣も多く、こちらを生かした照明も考えられています。星野代表は「石がすごく綺麗に見えますね」と話し、大西市長は「こういった見どころをひとつひとつ集めて、観光客に楽しんでもらえる街になったらいいですね」と語られていました。

川面のすぐ上にかかる石橋もライトアップ。川面の反射や白い波を間近で楽しめます。

礼湯近くの竹林の照明。大西市長は「何気ない景色も、照明ひとつでここまで美しく演出されるものだね」と驚きの様子でした。

社会実験のテーマのひとつ「川床」もライトアップされていました。足元の幻想的な照明が、落ち着きながらも “非日常” な雰囲気を作り出しています。

音信川の遊歩道から、街を見渡しながら、長門湯本のみらいを語る大西市長、星野代表、そしてデザイン会議の司令塔である泉英明さん(ハートビートプラン)。実行力のある三人の周りに、沢山の素敵な人達が集まってくるのを感じます。

最後はせせらぎ橋にて取材陣に向け、2人が今回の感想を話されました。星野代表は「魅力ある宿泊地として “夜” の演出はすごく大事な要素なんですが、今日の視察を通してすごく自信が持てました。また、今回の社会実験を通して、私たちが掲げたマスタープランに協力してくれる市内の方々やデザイナーさんなど、関わってくれるたくさんの方々との結束を改めて感じます。目標とする “全国温泉地ランキングトップ10入り” も達成できると確信しています。」とコメント。

大西市長は「この照明に、温泉客の方々が街を繰り出して見に来てくれる姿を想像するとワクワクしますね。特に橋や竹林のライトアップでは照明の演出力を強く感じました。マスタープランが現実に現れつつあるということを、温泉街や市内の方々にも実感していただきたいです。」と語っていました。

社会実験のライトアップは、「おとずれリバーフェスタ」にて9/18(月・祝)のほか10/7(土)、8(日)、9(月・祝)の日程で楽しむことができます。 ぜひ、 “湯本のみらい” を実感しにいらしてくださいね!